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 同一プレート上の化石の謎

 化石が同一プレート上にあるからといって同時期を仲良く過ごしていたかは、疑問だ。そんな化石が有る。

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 左はホラドプスだ。右は三葉虫で最期に繁栄したプロエタスである。三葉虫はこの「プロエタス目」を最期に絶滅の道を辿る。全盛期で70センチにもなったという三葉虫だが、しかしこのプロエタスは2.5センチほどしかない。住んでいた時代を考えると最後はデボン紀までに一緒にいないと仲良くは化石になれないだろう。しかし化石が形成された時代には差がかなり有るかも。

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実は同じような潟にすんでいた三葉虫だが形状や体の仕組みがまったく違う。ホラドプスは体がひっくり返らないように体の側面に出っ張った部分がある。お尻も出来る限り広く開いて転倒を防ぐ。三葉虫は最初から最後までずっとお腹が弱点だった。

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反対にプロエタスは防御姿勢をとることが出来、丸まる事ができた。それに適した体の形。お腹の部分は体が鎧となって守る。目の形状は半円形で前後ろ横・上までかなりの部分を見渡せる。

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 対してホラドプスは目が積み上がったタイプで遠くをまたは背中まで出来る限り見渡すが、上などはほとんど見えていない。以前「コルトレイニア」で検証した事がある。三葉虫がどこを見ていたかによって敵の正体が分かる。目は全て複眼。人間は2個しか目が無いんで複眼の見え方は理解しにくいが。体を動かさなくても視界に入ってしまったものはみんな見える。人間の目は対象物までの距離を測るための目。

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体の下以外はほとんど見えていたであろう。プロエタスの目。丸まって防御姿勢をとると転がってしまったりするので、そこまでの目が必要だったのだろう。

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プロエタスをいくつか紹介。こんなに小さくなってしまった三葉虫。最期の三葉虫として完成形に近づけたのだろうか?自分は以前岡山の笠岡市でカブトガニの死骸を見つけたのだが、カブトガニ(実は蜘蛛の仲間とか言われている)は裏を見ると全ての脚がしっかりした堅い殻で覆われている。結局完成体にならなかった三葉虫に対してカブトガニは理想に近付いた?


 ちなみに「ホラドプス」だが「メタティンカーナ」と言う名前も持っているこれはしっかり分類が出来上がる前に別の名前をつけてしまった可能性がある。恐竜でもそういうの居るよね?そもそも体の形状がまったく違いながら「ホラドプス」は「ファコプス目」に入っている。どちらかと言うと防御姿勢が取れるプロエタスの方が近いと思うが。ヨタ5が関わってないから無理か。

 次回、最初の原始三葉虫「アグノタス目」しかし、現在は三葉虫ではないと言われる。何故なのか?その秘密?